昨年はおもいがけず「十猫十色チャリティ猫だらけ展」に参加させていただきました。
そこでたくさんのアーティストの皆さんと知りあいました。
どの作品も個性的で素晴らしく、クオリティの高さにはただただ驚きました。
「グラスリッツェン・ガラス工房 Little Guardians」のガラス彫刻アーティストで、羊毛フェルトアーティストでもある
Arjunaさんとお話する機会もありました。
まあ、Arjunaさんの作品がどんなにすごいかって。
繊細なガラスの作品もすごすぎるんですが、羊毛フェルトもケタ違いにすごい。
ここ、見たら誰もがビックリすると思うんですけど、もう生きた猫なわけですよ。超人か!って感じ。
しかも眼球から作ってるんですよ。ドールアイというそうです。
これも作る猫の眼の色を忠実に再現しています。人間業ではありません。
その上、Arjunaさんの作品は大きいんですよね。
私、最初にブラックジャックの戸隠先生を作って驚いたんですけど、大きな作品ってものすご〜〜〜く作るのに時間がかかります。
柔らかく作ればそうでもないのかもですが、Arjunaさんの作品は固さもある。
猫だらけ展では
ベリアルを持っていって、キャッキャキャッキャしていたわけですが、最初は
「こんなにすごい羊毛フェリストの方だもの。気分を害するんではないかしら」
とちょこっと心配もしました。
ところがどっこい気さくな方で、すごいくせにベリアルのことを褒めてくれました。
Arjunaさんの作品と一緒に記念撮影もさせてくれました。

羊毛フェルトの作り方もレクチャーしてくれて、お話しているうちに「眼球作ってあげましょうか?」と。
んなもなぁ社交辞令じゃろうと思っていたんですが、すぐに連絡をいただきました。
その内容が。これがまた。
「ベリアルの眼、アップで鮮明なもの必須です。その上にくわっと見開かれていれば尚ヨシです」と書かれていました。
「う〜ん、しかしベリアルの鮮明な画像ってあんまりないんですよ。動画のほうが鮮明なんです。作ってもらう立場なのに情報がイマイチですみません」って小さい画像をつけて返事したらば、しばらくして
「『バスケットケース』1〜3まで全部観ました〜」という返事が。
ぜ、ぜんぶ観たんかい〜っ!
※『バスケットケース』は、ときにZ級とも称される、血しぶき飛びまくりのグロ系カルトホラーです。1の内容・デキともに素晴らしいですが、まあ普通の人間は観ませんわね。
なんという凝り性。
なんという完璧主義者。
なんというアーティスト気質!
ワタクシ、感動してしまいました(そしてこの人はちょっとアホだと思いました)。
そして、
「何だかんだ言っても人間の目なので、瞳の色さえしっかり分れば何とかなると思います。
大人しい時は薄いブルーで、人を襲うときは瞳孔が開いて黒目がちになってるように見えますが、じいやさんはどちらがお好みですか?」と。
凝・り・過・ぎです。
しかしここまで真剣に作ってくれるとは。Arjunaさんは、おそらく世界で一番真剣に『バスケットケース』を観た人でしょうて。
しかもベリアルのこと、「ウチのハンディーキャップ猫と何だか境遇が似ているので親近感が沸いてしまって可愛くて♡」ですと。
『バスケットケース』は最初に2を見て、3を見て、1を見て「これだっ!」と思ったそうで。すげーな。
んでもって、今日受け取ったのがこれですの↓

微妙にサイズの違うものを4種類も送ってくれました。

ベリアルちゃんたちも寄ってきました。
※ベリアルを監督にあげる約束をサイト管理者としましたが、「わお!すごいね!欲しいよ!最高だよ!(英語)」てなメールは何度か来たんですが、「住所おせーて」と返事すると完全スルーという。1ヶ月に一度ぐらい返事が来ていましたが、いまは音沙汰なし。なのでまだウチに住んでおりますの。

すごくないスか?

すごいんですけど。
ベリアルは、映画では黒い瞳に見えることが多いんですが、本当は青なんです。でもつぶらな感じを出してほしい、とお願いしたので(ずうずうしい私)、青い目なんだけど、つぶらな感じに仕上げてくれました。

ベリアル1号も感動しています。

ベリアル2号も絶叫しています。

マニュアルまで!
あああ、ありがとうございます。嬉しいです。
いまは狂ったようにミシンをかけていますが(俺のミシンはJAGUARなんだぜ!)、もう少しで冷めるので、すぐさまベリアル制作にかかりたいと思います。
こういう、どうでもいいことにトコトン凝る人、私大好きです。
Arjunaさんのご好意に応えられるよう、精一杯がんばってベリアル作りますね!
本当にありがとうございました!